はねむーん 3日目。

2007年11月11日
はい〜、3日目。

本日も昨日同様に、8時出発。

大きなベットで起きた旦那も、小さなベットで起きた私も、朝食もおいしくいただきまして、ホテルのあるホッケンハイムから本日最初の目的地、ローテンブルグへ向け出発です。

ローテンブルグまでは古城街道を通っていきます。
途中ツヴィンゲンベルグ城にて写真ストップ。湖越しにお城が見えるポイントで、ぱしゃぱしゃと撮影。
えぇ、本日も例外なく寒いです…。そんでもって、風も強いです…。雨もパラパラしてますが、今日は折りたたみ傘、持ってますよ。

さて、バスはというと、古城街道をひた走りまして、時刻のほどは11時過ぎ。早くもローテンブルグに到着。
まずは昼食でございます。
キャベツスープ・ミートボール・ヨーグルトクリームです。
もちろん飲み物は別です。またしても旦那はビールです。
メインのミートボールですが、大きさはゴルフボール2つをくっつけて、俵型にした感じ……ってわかるかなぁ。写真撮るの忘れたので…。うまい言葉が見つかりませんが、とにかく俵型で、蒸したって感じでした。味はこれまた美味。ヨーロッパの食事はおいしくないといろいろ聞かされていたので、どうしようかと心配してましたが、今のところ、デザートが甘すぎってこと以外、むしろおいしい。

おなかも満たされたところで、ローテンブルグの観光です。

ここ、ローテンブルグはロマンチック街道の途中の街でもあり、中d性の宝石と称され、市街地は城壁に囲まれている。この城壁、タツノオトシゴのような形をしていておもしろい。
私たちは、雨の降る中、タツノオトシゴでいうところの後頭部付近にある、ガルゲン門というところから入り、目の付近にある聖ヤコブ教会(←修復中でした)を横目に口の方のブルグ公園へ。
ここで、写真をぱしゃぱしゃ……
しかぁし!!あまりの強風に皆さんの折りたたみ傘が悲鳴を上げ始める。私のも例外ではなく、ひっくり返っては直すを繰り返してました。そこから、1年中クリスマス1色なお店を横目に、頬辺りでしょうか、マルクト広場へと来た訳です。時間は12時50分くらい。
ここには仕掛け時計があって、ある伝説的史実を元にしているのです。というのは、1631年、30年戦争でこの街を襲撃したカトリック軍のティリー将軍が、思い付きから、街の破壊前日にワインを3.25ℓ一気飲みできる者がいたら、街を救おうと言い、旧市長のヌッシュがこの挑戦を受けて立ったのです。そして、ヌッシュ旧市長は見事飲み干し、街を救ったのです。なんとヌッシュ氏はその後たっぷり睡眠をとっただけで健康を損なうことはなかったと…。このお話が仕掛け時計になってるんですね。
と、ここから1時間ちょっと自由行動となりました。
旦那のリクエストで、中世犯罪博物館へ……12時から14時はやっておりません!さて困った…。と、時間は1時だってことで、仕掛け時計を見ることに。時計の脇の小さな窓からティリー将軍とヌッシュ旧市長が出てきて、ヌッシュ氏はワインをがぶがぶ飲むというものでした。ここで、私の傘が限界を迎えました…。骨が折れましたよ。たたみたくても、もううまいことたためません。諦めて、無理やりたたんでやりました。次に仕掛け時計付近にあった中世歴史博物館へ。ここは、蝋人形というかマネキンがおいてあって、歴史の1ページを再現している感じ。ドイツ語と英語で表記されている説明をなんとなく読みながら回りましたが、所々、ドイツ語オンリー…英語あってもわからんのに、ドイツ語だけって…。展示内容としては、30年戦争のことだと思われます。多分……。
周囲の店を覗きつつ、集合場所の免税店でお買い物。このとき外はあられが降ってました。そりゃ寒いって!
そんな時、旦那はこのお店に来る途中で見つけた腕時計を気にかけてた様子。出発前からスイスでスウォッチを買うんだと意気込んでおりましたが、どうやら、心はスウォッチからこちの時計に動いた様子。2人でそのお店のまで行きまして、ショーウィンドウに飾られている時計を見て、あれがいい、これがいいとやって、とにかくお店に入ろうと思ったんですが……入りにくい…。入り口付近から覗き見て、時計はどこに置いてるのかなぁと探してみたものの、見当たらない!2人してビビリなものでして、店に入ることなく退散いたしました。

はい、次!
ここからはひたすらにロマンチック街道をドライブ。
ドイツに来てから、ずっと思ってたこと。
バスに乗っていても、飽きない。
車窓の景色がどんどん変わっていくんですよ。
だだっ広い草原やら、畑やらが広がってると思ったら、急にひょっこり街が現れて、その街の中心にはニョキっと教会がある。周りの家々は赤茶色の屋根をしていて……
とにかくきれい。そして、不思議に思ったのは、草原の緑が青々していること。だって、こんなに寒いのに、なんでこんなにきれいな濃い緑をしているの、ってかんじです。これは、ドイツだけでなく、スイス、フランスも同じでした。

さぁさぁ、ロマンチック街道ですよ、ロマンチック街道!
そうです、水曜どうでしょうでも行きました、あの街、1500万年前に落下した隕石の跡にできた盆地にある、円形の城壁に囲まれた街。街の中心部には聖ゲオルグ教会の塔、通称ダニエルがそびえ立ち、今も塔守が街を見守っているという、あの、ネルトリンゲンです!
私たちは、そのネルトリンゲンの………横を通り過ぎました…。
でも、ダニエルを写真に収めました!
…今となっては遠すぎてよくわかりません………。

ね、ひとしきり、勝手に盛り上がったところで、バスはミュンヘンへ到着。ホテルに荷物を置き、徒歩で夕食会場のHofbrauhaus(ホーフブロイハウス)へ。ここは、1589年創立の由緒正しい王室ビール醸造所で、ヒトラーが演説した場所としても知られている、そうです…。(←後日、兄から聞いて、買って持っていったガイドブックにも記載あり。でも、滞在中、1度も見てないなんてことは…)
ここでは、プレッツェル・ポテトスープ・ソーセージにザワークラウトとマッシュポテトを添えたもの・アップルパイをいただきました。そして…ビールはなんと1ℓです。
ここはとにかく、ボリュームたっぷり。私は、ビールは飲まなかったものの、旦那はしっかり飲んでましたよ、2杯。あえて、2ℓといいましょうかね。お隣に座った、もう一組の新婚旅行の旦那さんと、お向かいに座った、お年を召したご夫婦の旦那さんと3人だけ、2杯目です。
ここでは、片言の日本語をしゃべりながら、カメラを持ったおじさんが登場。
「さくらさくら」「社長」「係長」
ほとんどこの3つの言葉を発しながら目に付いたグループをぱしゃぱしゃ。私と旦那も、もれなくパシャリ。しばらくたってから、キーホルダーになって帰ってまいりました。
旦那が買わない訳にはいかないどうろうと、おっしゃいましたので、購入です。
いいだけ、酔っ払った旦那が写ってます。

たらふく食べたのち、またまた徒歩でホテルへ戻りました。

明日は朝が早いので、とっとと寝ましたよ。

あっ、そういえば、この日の朝、テレビでアルプスの少女ハイジが放映されてました。やけに太いハイジの声が印象的でした…

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